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つるばみ色の彼方  新刊

つるばみ色の彼方

戦後の経済発展で得たものと喪失したものの質量(ポジとネガ)を炙り出す秀作

著者 中川原 桂
ジャンル 文学
文学 > 小説
出版年月日 2014/11/20
ISBN 9784434199646
判型・ページ数 4-6・218ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

つるばみ色の彼方にみえる四日市の石油コンビナートの明り。その向こうに見えるのは……。

高度成長前夜の昭和20年代の終りから30年の初頭。牧歌的な山間の世界にも確実に復興から開発の波が押し寄せていた。戦後の経済発展で得たものと喪失したものの質量を、悲劇的な最期を迎えた一組の若い男女の短い人生を通じて見事に炙り出す。戦後日本の発展の陰画として、いまもなお成長神話とともに生きる我々に鋭く突きつける秀作である。表題作の『つるばみ色の彼方』のほか一編所収。

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